【バスケ】完成度高し!今年のユタ・ジャズは強さが今までとは違う!!【NBA】

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師範代と申します。
今回は現在NBAで最高勝率を誇っている調子の良いユタ・ジャズについて紹介していきます。
ここ数年のユタ・ジャズ
ここ最近のジャズといってぱっと思いつくのは現在シャーロット・ホーネッツに所属しているゴードン・ヘイワードがエースだった時代ですね。
あの当時はプレイオフにも遠のいていましたし、ヘイワードの台頭は大きかったです。
ヘイワードの他にも現在の守備の要でもあるルディ・ゴベアが台頭してきたのもこの頃ですね。
この時代は守備が硬いチームであり、安定した試合をしていたのですが、プレイオフにはあと少しのところで出ることができないというシーズンが続いていました。
そんな中2016-17シーズンには多くのベテランを獲得し、大きく成績をあげプレイオフに進出します。
ジョージ・ヒルやボリス・ディアウなど経験豊富なベテランと獲得したのはチームにとって大きかったでしょう。
この年にはヘイワードもオールスターに選ばれ、ジャズにとって躍進のシーズンになりました。
しかし、この年にヘイワードはFAとなり、チームを去ってしまいます。
チームを引っ張っていたエースの流出はチームにとって大きな痛手だったのでジャズは低迷するのではないかと思われていた中でチームにドラフトから加入したのが現在のエースでもあるドノバン・ミッチェルです。
ミッチェルはルーキーイヤーからチームのエースとして活躍し、平均20得点を超える活躍をしています。
さらにはデイミアン・リラードが持っていたルーキーでのスリーポイント成功数を更新しました。
この年のミッチェルで覚えているのはダンクコンテストですね。
あの伝説のビンス・カーターのダンクをコピーして優勝しましたね。
ミッチェルが加入し、チームは三年連続プレイオフに進出し、西ではプレイオフの常連になりつつありますね。
ですが、ここ二年間ではプレイオフで一回戦敗退しており、プレイオフではなかなか勝てないチームになっています。
今年のジャズは一味違う?!
そんなジャズですが今年はまだシーズン途中ではありますが、好調をキープしており現在NBAで最も勝てているチームとなっています。
どこが違うのか考えてみました。
今回は3つほど紹介していきます。
強さの理由その① ロールプレイヤーの充実
一つ目はロールプレイヤーの充実ですね。
ジャズはとてもロスターバランスが良く感じます。
チームの要であるミッチェルやゴベアはもちろんサポーティングメンバーも充実しています。
昨シーズン途中に加入したジョーダン・クラークソンは現在シックスマンとしてチームも支えています。
クラークソンは素晴らしいスコアラーですね。
シュートも上手いですし、ドライブからも得点ができるオフェンスにおいてなんでもできる万能スコアラーです。
昨シーズンも加入してからチームは連勝するなどチームに与える影響は大きいです。
今年はシックスマン賞候補に挙がるほど活躍しています。
さらに今シーズンにチームに復帰加入したデリック・フェイバーズも大きな補強でした。
昨シーズンはニューオリンズ・ペリカンズにてスターターセンターを務めるなど能力の高い選手です。
ゴベアが下がった後にフェイバーズが出てくるのは大きいですね。
昨シーズンに比べてディフェンスも安定しますし、セカンドユニットが安定しています。
今シーズンは昨シーズンフィットがあまり良くなかったマイク・コンリーもチームに欠かせない選手になっています。
メンフィス・グリズリーズにてマルク・ガソルと共にチームを支えていたベテランが与える影響は大きいですね。
ディフェンスもいいですし、ハンドラーとして優秀です。
今年はオールスタークラスの活躍を見せていますね。
そして最も重要な選手だと思うのがジョー・イングルスですね。
ディフェンスもよく、シュートも上手でパスも捌けるバランスの良い選手です。
この選手がいるいないでは大きくチームが変わると思います。
その他にもディフェンスでの貢献が大きいロイス・オニールや抜群のシュート力を誇るボーヤン・ボグダノビッチなど優秀な選手が多くチームのバランスがいいですね。
強さの理由その② ゴベア中心の守備力
これに関しては今年に始まったことではないですが、ゴベア中心に守備力が高いです。
監督であるクイン・スナイダーが就任してから守備力は高く、守備を重視していることがわかります。
今年の失点は今のところリーグ3位の少なさ、被FG%はリーグ2位、被3P%はリーグ4位と全てにおいて高い水準です。
それに加えて今年はオフェンスも好調で得点はリーグ3位、3P%は3位となっていてうまくオフェンスとディフェンスが噛み合っている形となっています。
そりゃ強いわという成績ですね。
歴代の優勝チームもディフェンスがいいチームが多いですね。
昨年のロサンゼルス・レイカーズもそうでしたし、その前のトロント・ラプターズも守備が良いチームでした。
強いチームはディフェンスがいいのです。

強さの理由その③ ミッチェルの覚醒
最後の理由はエースのミッチェルの覚醒です。
ルーキーの頃からドウェイン・ウェイド二世として言われてきましたが、4年目の今年は本当にそのレベルに近づいています。
スリーの入るウェイドになってきています。
今年は現在平均得点、平均アシスト、3P%でキャリアハイペースで活躍しています。
オールスターにもゴベアと共に2年連続で選ばれており、リーグを代表する選手に成長しつつあります。
まだまだウェイドほどの実績自体はないですが、それほどのポテンシャルを秘めている選手なことを証明しています。
今年のジャズの好調の一つはエースとして覚醒したミッチェルがチームを引っ張っているのは大きいでしょう。
ジャズの懸念点
ジャズはこのままシーズンを終えるかはわかりませんが、ほぼプレイオフ出場は確定でしょう。
その上でジャズはプレイオフで勝てるのかというところがひとつの問題点です。
レギュラーシーズンでいくら無双してもプレイオフで勝てなくては意味がありません。
今までもレギュラーシーズンには強くてもプレイオフではなかなか勝てないチームがいました。
2014-15年にイースト一位でプレイオフに進出し、プレイオフでレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズにスイープされたアトランタ・ホークスや2017-18シーズンでイースト一位になったがプレイオフでは、レブロン率いるキャブズにスイープされたトロント・ラプターズなどがいました。
最近ではミルウォーキー・バックスがプレイオフでは期待された成績を残せていませんね。
やはりプレイオフではスーパースターがいるチームが勝ち上がっていくというイメージが私の中にはあります。
ミッチェルなどもスタープレイヤーですが、まだスーパースターの領域に達していないと思います。
あとはレブロンの存在ですね。
レブロンのようなリーグの顔の選手に蹂躙されそうな気もします。
ですが、ミッチェルが2006年にマイアミ・ヒートにてファイナルMVPを獲得して優勝したウェイド並のプレイオフランを見せれば可能性はあると思います。
実際、去年のプレイオフは負けてしまいましたが、ミッチェル自身はひとつのシリーズに歴代に4人しかいない50得点以上の試合を2試合やった選手になりました。
そのくらいプレイオフの強さは見せています。
他の選手は同シリーズで達成したジャマール・マレーとアレン・アイバーソンとマイケル・ジョーダンの3人です。
本当にレジェンドだらけです。
なので今年もプレイオフで大活躍する可能性はあります。
さらに去年はボグダノビッチもいなかったのでいたらデンバー・ナゲッツにも買っていた可能性もありますしね。
プレイオフの懸念点はありますが、勝ち上がる可能性もあるチームです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ジャズは今年は勝負の年です。
来シーズンからはミッチェルのルーキー契約が終わりますし、ゴベアの超大型契約が始まります。
今年よりもロスターのバランスが良くなることはないと考えられるので今年が勝負なのです。
このままの調子をキープしてプレイオフに入れば勢いで勝ち上がる可能性もあります。
まさかジャズが優勝候補に挙がるほどのチームになるとは思いませんでした。
チームのレジェンドであるカール・マローンとジョン・ストックトンの時代以来のNBAファイナル進出が期待されますね。
今年のジャズからは目が離せません。
それでは!
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