【バスケ】今年は一味違う?!今期のフィラデルフィア・76ersの強さはどこだ?【NBA】

皆さんこんにちは!
クリックしていただきありがとうございます。
師範代と申します。
今回は今年のNBAでとても調子の良いフィラデルフィア・76ersについてなぜ強いのかを私なりに考えていこうと思います。
目次
ここ数年のシクサーズ(再建)
ここ数年のシクサーズは大きく飛躍したチームです。
ジョエル・エンビードとベン・シモンズが本格始動するまでははっきり言って弱いチームでした。
どれくらい弱かったかというとタンクを疑われるほどです。
タンクとは、わざと負けることです。
NBAのドラフトはシーズンの成績によっていい順位が引ける可能性が高まります。
なので、わざと負けることによって高順位のドラフト指名を行い、チームの再建が行えるということです。
結果的にうまく再建が進んで今があるわけですね。
ここまでうまくいくチームもそうそうないでしょう。
この二人が初めてしっかり揃ったシーズンである2017-18シーズンでは東の3位になるなどとてもこの二人のスターは大きな影響をチームに与えました。
しかし、そのまま優勝という風にいけるほどNBAは簡単なリーグではありません。
ここ数年のシクサーズ(プレイオフでの苦しみ)
強くなったシクサーズですが、毎年プレイオフでは苦しんでいます。
ここ最近で一番有名なのはやはりカワイ・レナードにGame7で決められた劇的ブザービーターですね。
漫画でもやりすぎなくらいの展開です。
四回跳ねた後に決まるわけですが、まさに時が止まったかのようでした。
この後、エンビードが泣いていたのが印象的です。
このままラプターズはNBAチャンピオンになりました。
ここでシクサーズが勝っていたならば、シクサーズは優勝していたかもしれませんね。
この年はジミー・バトラーもいましたし、可能性は高かったように感じます。
昨シーズンは、シモンズが直前で怪我をしてしまい、あっさりと負けてしまいました。
そもそも去年はチームケミストリーも高くなかったように感じます。
いいメンバーは揃っているのに噛み合わないなという印象でしたね。
二大エースの弱点
チームは強くなったもののチームには不安がありました。
それは二人のスターの明確な弱点があることです。
まずはジョエル・エンビードが怪我がちなところです。
エンビードはMVPポテンシャルのあるプレイヤーだと思います。
センターなのでインサイドで強いのはもちろん、機動力もありますし、シュートも打てます。
さらにはディフェンスも一流です。
プレイ面では非の打ちどころがないと言ってもいいでしょう。
しかし、エンビードはNBA入り後一年間健康に過ごせたことがないのです。
チームのエースがこの状態ではチームは安定しません。
次に、シモンズですがシュートが打てません。
いや、シモンズの場合打てないどころか打たないが正しいですね。
シモンズはPGで208cmという大型ガードであり、スピードもあり、さらにパスセンスもとても高いです。身体能力も高く、さすがドラフト一位といった感じですね。
ディフェンスもオールディフェンシブ1stチームにも選ばれるほどの実力者です。
ネクストレブロン・ジェームズと言われるほどです。
しかし、そんな最高のオールラウンダーポテンシャルのあるシモンズですが、シュートが打てないとなるとシュートは捨てられて守られるわけです。
オフェンスの選択肢が少ない方が守備する側は守りやすいですよね。
プレイオフでは守備の意識がレギュラーシーズンよりも強くなるため、さらに活躍が難しくなります。
エースがうまく機能しないのはチームとしても苦しいわけです。
強さの理由その① シューターの獲得
今年の強さの理由の一つとして、シューターの獲得が挙げられます。
去年のロスターでは純粋なシューターと言えるのはフルカン・コルクマズくらいしかいませんでした。
さらに言えば、昨シーズン獲得したアル・ホーフォードはシュートは打てますが、やはりインサイドの選手です。
そこで、PGのシモンズとセンターのエンビードがいるわけです。
インサイド大渋滞ですよ。
スペースが消えるとシモンズの良さも出にくくなりますし、チーム的にはよろしくないわけです。
そこで、今年はあのステフィン・カリーの弟であるセス・カリー、そして昨シーズンレイカーズの優勝に貢献したダニ・グリーンを獲得しました。
これによって、スペーシングがよくなりました。
さらに、カリーがキャリアハイペースでスリーを決め続けています。
シモンズもアテンプトを減らしてスリーを多く周りに打たせているように感じます。
これらが強さの理由の一つと考えられます。
強さの理由その② トバイアス・ハリスのポジション変更
次の理由としてはトバイアス・ハリスのポジション変更です。
昨シーズンアル・ホーフォードの加入もあり、ポジションがPFからSFにコンバートされました。
これがよろしくなかったわけです。
ハリスの良さといえば、PFにしてはあるスピードとシュート力です。
これがSFになったらどうでしょう。
SFはPFと比べて機動力のある選手が多いので、なかなか上手いこと攻めることができませんでした。
その結果、ハリスは思うような成績を残すことができず、年俸が高いこともあり、批判の的となりました。
今シーズンはホーフォード移籍もあり、本来のポジションであるPFに戻りました。
それもあってか今シーズンは気持ちよくプレイしているように感じられます。
昨シーズンよりも良い成績を残す可能性が高いです。
強さの理由その③ エンビードの覚醒&健康
ここまで二つの理由を挙げてきましたが、やはり今年はエンビードの活躍が大きいと考えられます。
今年のエンビードはまさにアンストッパブルです。
今シーズンはまさにMVPクラスの活躍をしています。
このままシクサーズが東の上位に食い込めるようならMVPの可能性も高いです。
そういえば昨シーズンの予想をポール・ピアースがしていましたが、ほとんど予想をはずして馬鹿にされていましたが、その時のMVP予想がエンビードでした。
まさか一年ずれて予想していたのかもしれません。
あと願うことはエンビードが健康をあることですね。
エンビードが健康に過ごせれば、東の上位は間違い無いでしょう。
それほどのプレイヤーなのです。
今回はフィラデルフィア・76ersについてでした。
ここ数年は優勝候補に挙げられることもありましたが、期待外れに終わっていたチーム。
今年は優勝の可能性も大きくあるのではないでしょうか。
今シーズンのNBAも楽しみましょう。
それでは!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません